SankeiBiz for mobile

【野口裕之の軍事情勢】「わが軍」批判の民主党は保護対象外の絶滅種

記事詳細

【野口裕之の軍事情勢】「わが軍」批判の民主党は保護対象外の絶滅種

更新

 揚げ足取りに磨きをかけ続けてきた左翼系政治家の跋扈は、保守系政治家の「落語家」化を生んだ。八っつぁん・熊さん(左翼系議員)の「自衛隊は軍か?」といったたぐいの素っ頓狂な国会質問に、ご隠居(政府・自民党)が苦し紛れに珍説を披露する対決図。落語家の熟達した話芸にはあきれるやら、ほれぼれするやら。真打ちをご紹介しよう。

 ある意味で軍隊。憲法でいう戦力ではない=吉田茂首相▼外国の侵略に対するものを軍隊というならば自衛隊も軍隊=防衛庁長官▼国際法上、軍隊・軍艦に適用される法規を自衛隊に適用する(が)普通の諸外国の制約のない軍隊とは異なる=法制局長官▼通常の軍隊とは性格が違う=別の法制局長官▼自衛隊を軍隊と呼称することはしない=佐藤栄作首相▼通常の観念の軍隊ではないが、国際法上は軍隊で自衛官は軍隊の構成員=外務相…など。民主党政権の防衛相も「外国から攻められれば戦うという姿勢だから軍隊という位置付けでも良い」と答弁している。

ランキング