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イベンターのおススメライブ 平成のチンドンショー「チャラン・ポ・ランタン」
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姉妹ユニット、チャラン・ポ・ランタン=2014年5月25日(提供写真) チャラン・ポ・ランタンは、ボーカルのもも(21)とアコーディオンの小春(25)による姉妹ユニット。チンドン屋のような姿で、曲も昭和歌謡やシャンソン風でどこか懐かしい。一方で、リズム&ホーンの「カンカンバルカン」を従えたパフォーマンスは、女性だけとは思えないほど強烈だ。
5月25日に東京グローブ座で行われた全国ツアーの最終公演は、昭和の名曲「スーダラ節」をももが喜劇交じりに歌ってスタート。天井からつるされたライトを振りながら演奏された「空中ブランコ乗りのマリー」で序盤の山場を迎えた。
中盤では姉妹だけの演奏も。「売れ曲がないので、はやりを取り入れてリアレンジした」と小春が紹介した「潮時」は、元カレに手切れ金を払ったという自身の実体験をつづった歌だが、曲調は途中から映画「アナと雪の女王」の「Let it go」風に。最後は手製のお札をばらまき、手切れ金で自由になった女とディズニーの姫を重ねてみせた。終盤ではエイベックスからのメジャーデビューを発表。レーベルカラーには染まらないと語りながら、まさかのtrfのカバーを熱唱。アンコールではももが客席に降り、圧巻の「愛の賛歌」で幕を閉じた。
一度見れば癖になる、魅力的な平成のチンドンショーをぜひご覧いただきたい。(SANKEI EXPRESS)