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西友、総菜で打倒コンビニ 販売10%増へ、パスタは全面改良

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西友、総菜で打倒コンビニ 販売10%増へ、パスタは全面改良

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西友はパスタの素材や工程を改良、下期に総菜売上高の1割以上アップを目指す  大手スーパーの西友は8日、今年度下期の総菜商品の販売戦略を発表した。働く女性や若者に人気のパスタ商品を全面改良するなどして、総菜全体の売上高を前年同期比1割以上伸ばす計画。江原秀知商品部長は発表の席上、「コンビニエンスストアの総菜をライバルとして意識し、より上質な品を低価格で提供する」と述べた。

 パスタはゆで工程の見直しやオリジナルソースの導入で品質を向上。本体189円と390円、450円の3価格帯で11日に第1弾の5商品を売り出す。子会社工場で調理設備の更新を進めており、他の総菜や弁当も改良していく。

 また店舗運営では、夕食向けの販売が伸びる午後4~11時に店内調理の人員配置を厚くし、作りたての商品を提供する。個食ニーズが高い店舗では小容量サイズの総菜を増やす。

 ひばりヶ丘店(東京都西東京市)では、総菜売り場を入り口前に集めて買いやすくした結果、売上高が2割伸びたといい、他店のレイアウトも見直していく。

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