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基幹業務システムの消費税率上げ対応 アイル

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基幹業務システムの消費税率上げ対応 アイル

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 アイルは、中堅中小企業向けの基幹業務システム「アラジンオフィス」について、4月1日から施行される消費税率8%への引き上げに対応できるようにした。

 31日の売り上げ計上は税率5%だが、4月1日以降は8%と自動的に判定する。商品ごとに税率の設定が可能。生活必需品の消費税率を低く抑える軽減税率が導入された場合でも対応できるように、商品ごとに税率を設定できるようにした。売り上げ計上時に商品明細ごとに引き当てるため、複数の税率で管理できる。また、当初の計画通りに8%から10%へ引き上げられた場合にも自動的に対処する。

 請求書や納品書といった出力帳票には、明細ごとに異なる消費税率を表示。明細単位で適用されている税率が記載され、取引先へ適用税率を通知する。

 税率改正時には顧客企業からの問い合わせが増えるとみられる。このため、業務が円滑に進むようにサポートセンターで対応する。

 アイルが開発から販売、保守までを手がける在庫・販売管理システムの「アラジンオフィス」は、中堅・中小企業の声を反映させて開発した。導入実績は5000社以上で、アパレル・ファッション、食品、医療、鉄鋼・非鉄などの分野については、各業界別に精通した知識やノウハウを基に開発された業種特化パッケージを提供している。

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