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吉野家救った新メニュー「牛すき鍋」、すき家が追随へ 価格も同じで

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吉野家救った新メニュー「牛すき鍋」、すき家が追随へ 価格も同じで

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 ゼンショーホールディングス傘下の牛丼チェーン店「すき家」は6日、すき焼きを、鍋で食べさせる「牛すき鍋定食」として10年ぶりに復活させると発表した。ライバルの吉野家が昨年発売した「牛すき鍋膳」が好調で救世主的存在となっていることから、価格も同じ580円で追随することにした。

 すき家は以前から断続的にすき焼をメニューに入れており、チェーンの名前の由来もここにある重要な商品。

 「牛すき鍋定食」が580円で、「とろ~りチーズカレー鍋定食」と「野菜たっぷり牛ちり鍋定食」が650円で、現時点での定食メニューの中では最高価格帯。14日から3月末までの期間限定で、一部店舗を除き全国販売する。

 牛丼3社の月次既存店売上高は、昨年12月で吉野家が「牛すき鍋膳」の人気で前年同月比16%増と久々の大幅増となった。これに対し、「すき家」は4.7%減、松屋フーズの「松屋」は0.1%減と差がついていた。

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