トランプ氏来日 ゴルフで親密さ世界にアピール 「シンゾーと私は類い希な関係だ」 (1/3ページ)

ゴルフ場を歩く(前列左から)松山英樹選手、安倍晋三首相と、トランプ米大統領(右)=5日、埼玉県川越市の霞ケ関カンツリー倶楽部(内閣広報室提供)
ゴルフ場を歩く(前列左から)松山英樹選手、安倍晋三首相と、トランプ米大統領(右)=5日、埼玉県川越市の霞ケ関カンツリー倶楽部(内閣広報室提供)【拡大】

  • 埼玉県のゴルフ場でプレーを楽しむトランプ米大統領(左端)=5日(同大統領のツイッターから)

 「イッツ・ア・ビューティフルデー!」。ようやく日本の地を踏んだトランプ米大統領は抜けるような秋空を見上げ、安倍晋三首相にこう語りかけた。5日午後、「霞ケ関カンツリー倶楽部」(埼玉県川越市)で行われた日米両首脳のゴルフ会談は、2月の米フロリダ州の「マールアラーゴ」以来2回目。両首脳は6日の会談を控え、昼食、ゴルフ、夕食と長い時間を共にした。北朝鮮情勢が緊迫化する中、2人は一体何を話したのか-。

 米牛バーガーに舌鼓

 5日正午、大統領専用ヘリ「マリーンワン」でゴルフ場に到着したトランプ氏は首相と握手を交わすとクラブハウスに入り、2人で米国産牛の特製ハンバーガーに舌鼓をうった。

 2月のゴルフでは、プロゴルファー、アーニー・エルス氏とともに27ホールを回った。今回はトランプ氏の希望により、プロゴルファーの松山英樹氏が参戦したが、長旅の直後とあって9ホールだけとなった。

 トランプ氏は「ゴルフの方が昼食よりも相手と親しくなれる。ゴルフがなければ私のビジネスは成功しなかった」が口癖。2月のゴルフ会談は両首脳の親密さを世界に印象づけたが、今回もプレー中に2人だけで国際情勢などについて意見交換を続けたという。

「安倍首相と松山英樹、ワンダフルな2人とゴルフ中」