確かに、ちょっとした家電を買う場合、商品の種類や機能をネット検索▽自分の欲しい機能を持つ商品を希望価格帯から絞り込む▽クチコミサイトなどでユーザーの評価を閲覧▽家族や知り合いの意見収集▽店頭で実物を見て店員にヒアリング▽商品を決め店頭特典や価格比較サイトを参照▽安さやサポートなどのアフターケアの充実性などを鑑みて発注・購入-というプロセスを踏む人は少なくない。
だが、この状況を果たして「買い物が便利」といえるだろうか。この過程で「そもそも自分はなぜこの商品が欲しかったんだっけ」という疑問にぶつかり、面倒臭さのあまりに「もう少ししたらもっといいのが出るかも」「急がないから様子を見るか」といった結論に達する人は少なくないのだ。
実際若者を中心に、選ぶのが難しいモノを購入・契約するとき、多くの情報から自分に必要な情報だけをまとめてもらえるアドバイザーがいたらいいと考える人が多いことが調査結果からも明らかとなっている。
「買えない」理由は、懐事情だけではない。