ルノーも排ガス不正疑い 仏検察が捜査

 フランス検察当局は13日までに、同国の自動車大手ルノーが排ガス検査の際に窒素酸化物(NOx)の排出量を不正に操作している疑いがあるとして、捜査に着手した。フランスのメディアが報じた。

 2015年9月にドイツの大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れ問題が発覚して以降、フランス車にも同様の手法による不正の疑いが浮上していた。政府と公正競争当局がそれぞれ独自のサンプル調査などを通じた実態解明を進めていた。(共同)