ジェトロ、11月にもダラスに拠点

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は29日、日本企業の投資が活発化する米テキサス州ダラスに11月にもサテライトデスクを設置すると発表した。

 日本の最大の輸出相手国である米国は投資も増えているが、中でもトヨタ自動車、ホンダなどの工場のある中西部のインディアナ州などへの投資が目立つ。米国中部に位置し、地の利のあるテキサス州ダラス市には米国大手企業の本社機能が集積し、トヨタ自動車もダラス郊外のプレイノ市に北米統括拠点を集約、移転する予定。

 パナソニックのデジタル関連拠点やクボタトラクターも販売拠点の移転を発表した。経済も活況で、ジェトロでは今後、中南米を視野に入れた自動車部品関連や外食などのサービス分野の投資も増えると判断した。