【太陽の昇る国へ】天意にかなった政治の実現を 幸福実現党党首・釈量子 (3/4ページ)

2016.4.29 05:00

24日に北朝鮮が打ち上げたという潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)。写真は2015年5月に朝鮮中央通信が報じたもの(朝鮮中央通信=共同)

24日に北朝鮮が打ち上げたという潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)。写真は2015年5月に朝鮮中央通信が報じたもの(朝鮮中央通信=共同)【拡大】

 --さて、北朝鮮が5回目の核実験を近く強行するのではとみられています

 北朝鮮が軍事技術を進展させているのは、もはや疑うべくもありません。日本のほぼ全土を射程に収める300基ものノドンミサイルに核弾頭が搭載されれば、日本は北朝鮮の恫喝(どうかつ)に膝を折るしかなくなります。国防強化は最優先で取り組むべきであり、日米同盟の強化はもちろん、「自分の国は自分で守る」体制の整備を急がねばなりません。

 --一貫して、幸福実現党は9条改正を訴えています

 日本国憲法は、主権国家の憲法とはいえません。わが国を取り巻く情勢が変化するなか、日本国民の安全と生存を他国民の善意に委ねる「空想的平和主義」に酔いしれている暇はありません。選挙対策上の理由からか、自民党は参院選公約で、改憲を前面には打ち出さない方針のようですが、その姿勢にはあきれるばかりです。

 選挙を最優先とする自民党政治が、長年の国防軽視によって北朝鮮などをつけあがらせたほか、利益誘導・バラマキにより国の借金を1000兆円以上に膨張させた事実を重く受け止めるべきです。

 いずれにせよ、憲法9条の改正は急務です。来る参院選では、憲法改正を争点とし、政策論争を行うべきです。

 また、米国の軍事費削減により、東アジアでの米軍のプレゼンスが低下する事態も想定し、日本として抑止力を抜本的に強化すべく、敵基地攻撃能力の保有や、自衛のための核装備を進めるべきです。経済政策、安保政策のいずれを見ても、安倍政権にこの国の未来を委ねることはできません。この国を強く、豊かにすべく、わが党として雄飛を誓うのみです。

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