19日の東京株式市場は大幅反発で始まった。日経平均株価の寄り付きは、前日比306円71銭高の1万6582円66銭。序盤にほぼ全面高となり、上げ幅は一時500円を超え、1万6800円台を回復する急騰となっている。
前日の欧米主要株式市場がそろって上昇したほか、円相場が午前8時半すぎから一段と下落し、1ドル=109円台前半へと円安ドル高が進んだことが上げ材料となった。
前日は終値572円安の大幅下落となったが、材料がそろったことで、買い戻しが一斉に進み、前日の下げを帳消しにする急騰となった。
東証株価指数(TOPIX)の始値は、前日比24.87ポイント高の1345.02。序盤は東証1部銘柄の90%以上が値上がりしている。