パリ同時多発テロ 奇襲作戦で警察犬ディーゼルが銃撃戦の犠牲に

2015.11.20 15:50

爆発物捜索などの訓練を受けた警察犬(フランス国家警察のツイッターから)

爆発物捜索などの訓練を受けた警察犬(フランス国家警察のツイッターから)【拡大】

 【パリ=森浩】パリ近郊のサンドニで18日早朝に発生した警察特殊部隊とテロ容疑者らによる銃撃戦で、奇襲作戦に参加した警察犬のディーゼルが犠牲となった。

 フランス国家警察のツイッターによると、ディーゼルは7歳のメスで、爆発物探知犬として訓練を受けていた。同日早朝から現場に急行し、犯人の女に自動小銃で撃たれて命を落とした。銃撃戦で警察側は5人が負傷したが、ディーゼルが唯一犠牲になった。

 フランス国家警察は「ディーゼルは奇襲作戦実行中に、テロリストに殺害された。ディーゼルは作戦に不可欠だった」と功績をたたえており、インターネット上では殉職を惜しむ声が相次いでいる。

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