【トップは語る】長岡技術科学大学 国際化へアジア・中南米と連携推進 (1/2ページ)

2015.11.12 05:00

 □長岡技術科学大学長・東信彦さん(60)

 --昨年9月、文部科学省のスーパーグローバル大学創成支援事業(タイプB)に採択された。キャンパスの国際化をどう進めるのか

 「20年、30年先の世界経済を牽引(けんいん)するアジアや中南米などの新興国・地域との連携を推進する。高専・技科大連携の教育・研究のシステムは、長い時間軸で研究に取り組める、他校にはない強みだ。さらに、海外の研究機関とのネットワーク構築を進めており、夢と自信を持って積極的に現地に赴き、現場力に磨きをかけ、科学技術の可能性を見いだしてもらいたい」

 --中小企業のグローバル化も後押ししている

 「日本経済が発展を続けるには、地方の中小企業が地元で優れたものを生産し、海外に広められるようにならなければ駄目だ。研究分野では、産学官連携で地元企業を元気にするリーダー役を担いたい。教育分野でも、地元企業を世界企業に育てられる人材や、新しい事業を立ち上げる起業家の育成を目指す。まだ、学生は大企業志向が多いが、インターンシップなどを通し、地元企業の技術力のすごさや将来性に気付き始めていると思う」

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