英エリザベス女王、在位記録を更新 歴代最長の63年216日 (2/2ページ)

2015.9.10 15:31

9日、英北部スコットランドの鉄道駅に到着したエリザベス女王(ゲッティ=共同)

9日、英北部スコットランドの鉄道駅に到着したエリザベス女王(ゲッティ=共同)【拡大】

 女王は、すでに植民地時代が終わった大英帝国の衰退を目にしながら戦禍からの復興に努め、英連邦諸国や世界各国を積極的に訪問するなど「国民に親しまれる王室」を目指した。

 居城ウィンザー城の火災(92年)やチャールズ皇太子とダイアナ元妃の離婚(96年)、翌年の元妃の事故死など数々の苦難に見舞われ、一時は君主制廃止論すら持ち上がった。だが、これを機に女王は改革に乗り出し国庫からの王室費を削減。若い世代へ情報を発信して、さらに国民に身近な王室に変貌させた。

 キャメロン首相は「女王陛下の無私の奉仕と義務感は激変する英国と世界を安定させる礎石になってきた」と賛辞を述べた。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。