5日の東京株式市場は大幅反落している。日経平均株価の午前終値は、前日比179円53銭安の1万7499円21銭。前日342円高と大幅上昇した反動で、利益確定売りが進んだ。
89円安の1万7589円で寄り付いたが、その後下げ幅を拡大した。
東証株価指数(TOPIX)の午前終値は、前日比8.28ポイント安の1408.72。東証1部銘柄のうち、ほぼ3分の2にあたる1241が値下がりした。
そうした中で、前日に今3月期予想の最終赤字減額を発表したソニー株が急騰、2011年3月の東日本大震災以降初の3000円台を回復し、一時ストップ高となった。午前終値は414円50銭高い3183円50銭。15%上昇で、東証1部上げ幅2位だった。