相続税、来年1月から増税 課税対象世帯拡大も…やり方次第で税負担軽減 (1/3ページ)

2014.12.25 06:54

 相続税が来年1月1日から増税される。遺産の一定金額まで税金がかからない基礎控除が縮小されることで、課税対象となる世帯は現在の1.5倍に増える見通しだ。お金持ちの資産が世代を超えて受け継がれることを緩和するとともに、税収を増やす狙いがある。生前に何もしなければ増税となる一方、子や孫への生前贈与などで相続財産を減らしておけば税負担が減るため、節税関連ビジネスが一段と盛り上がりを見せそうだ。

 相続税は亡くなった人が持っていた土地や建物、お金などの資産を遺産としてもらった人が支払う税金で、2013年度の税制改正で増税が決まった。遺産から基礎控除などを差し引いた上で、税率をかけて総額をはじき出す。来年1月からは基礎控除が4割縮小され、遺産から差し引ける金額が小さくなる。

これまで相続税に縁の薄かった一般サラリーマンも「新たな対象に…」

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