4日の東京株式市場で、大人気ゲーム「妖怪ウォッチ」の関連銘柄とされるハピネット、バンダイナムコホールディングス(HD)、テレビ東京HDがいずれも年初来高値をつける取引となった。特にテレ東は上場以来、初めて株価が1900円を超え、上場来高値となった。株式市場でも「妖怪ウォッチ」旋風は本物のようだ。
妖怪ウォッチの関連商戦は日に日にヒートアップしており、今月2日には発売された玩具を購入する人の列が1000人を超えた店もあったという。
妖怪ウォッチに関しては、ゲーム制作会社で権利を持つのが非上場の「レベルファイブ」なので、関連銘柄とはいっても、直接的な恩恵は限定的となるが、それでも4日のように全体的に材料難の日は注目される。
バンダイナムコは妖怪ウォッチの玩具のメーカーで、関連銘柄の筆頭格。この日の高値は3.6%高の2694円、終値は2.5%高の2665円。