ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は3日、2014年上半期の国内家庭用ゲーム市場が前年同期比0・1%増の1722億6000万円だったと発表した。前年同期を上回るのは2年ぶり。2月に発売したソニーの「プレイステーション4(PS4)」などが牽引した。
集計期間は昨年12月30日から6月29日まで。
ゲーム機などハード市場は前年同期比6・4%増の706億3000万円だったが、ソフト市場は3・8%減の1016億3000万円。半年で100万本を超えた大ヒット作はひとつもなく、トップは84万本の「妖怪ウオッチ」だった。昨年上半期は「とびだせ どうぶつの森」など3本が100万本を超えていた。
下半期については、日本マイクロソフトの「XBox One(エックスボックスワン)」やカプコンの「モンスターハンター4G」などが発売される予定で、ハード、ソフトともに市場の伸びが期待されている。