【廃業】13年の倒産件数は1万855件。これに対して休廃業・解散企業は2万8943件だった。廃業を決断した理由として、48.3%が「経営者の高齢化や健康問題」で最多。続いて「事業の先行きに対する不安」が12.5%、「主要販売先との取引終了」が7.8%だった。
【海外展開】中小企業製造業で直接輸出を行っているのは11年に6336社と09年から399社増えた。一方、小規模企業製造業は1916社と236社増えた。また現在輸出を行っていない企業のうち、輸出を準備・検討、関心を持っているのは中規模企業で約3割、小規模企業で約4割だった。白書では、小規模企業の方が内需減少などによる将来性への危機感が強く、「海外市場への関心がより高い」と分析している。