シンガポールのカジノ産業が好調だ。同国の2大カジノの一つ、統合型リゾート「リゾート・ワールド・セントーサ」を運営するマレーシア系ゲンティン・シンガポールの2013年第3四半期(7~9月期)の最終利益は、前年同期比61%増の2億2270万シンガポール(S)ドル(約178億円)を記録。多額の収入をもたらす富裕層の顧客増加や、施設内にあるテーマパークなどの人気が要因となった。現地紙トゥデイなどが報じた。
同社の売上高は16%増の7億7680万Sドルで、うちカジノ部門の売上高は15%増の6億670万Sドル、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールなどカジノ以外の娯楽施設やホテルなどの売上高は27%増の1億6970万Sドルだった。
同施設の1日当たりの平均入場者は約1万8000人。施設内のホテルの稼働率は94%という人気ぶりで、平均宿泊料は405Sドルという。