「日本の首相が初めて真珠湾に、いいことだ」と麻生財務相
麻生太郎財務相は6日の閣議後の記者会見で、安倍晋三首相が26、27日に米ハワイを訪問し、オバマ大統領とともに真珠湾で戦争犠牲者の慰霊を行うことについて「日本の首相として初めて真珠湾に、というのはいいことだと思っていた」との認識を示した。
オバマ氏は今年5月、米現職大統領として初めて被爆地、広島市を訪問。麻生氏は、「第2次世界大戦の象徴的なことといえば、米国にとっては真珠湾だろうし、日本にとっては広島」と語り、首相とオバマ氏の「相互訪問」を歓迎した。
また、平成28年度の税収が当初の見積もりを下回る見込みとなり、政府が28年度第3次補正予算案を編成して赤字国債を発行する方向だとの観測が上がっていることに対しては、「赤字国債の発行の可能性はなんともわからない」と述べるにとどめた。
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