村田製作所も、10台の玉乗りロボットが編隊を組んで協調動作する「村田製作所チアリーディング部」を展示した。こちらもロボットの編隊を制御できる技術を生かして開発した。またシャープも、会話の内容によって、表情を変えて最適な返答をするロボットを初公開している。
これまでのシーテックはテレビなど家電の展示が主流だったが、国内の電機メーカーが、これらの分野でグローバルで存在感が低下しており、様変わりしている。ソニーや日立製作所が出展していないのも象徴的だ。今後のシーテックは、成長性の高いウエアラブルやロボット、ヘルスケア関連などの展示が増える傾向になりそうだ。
今年は547社・団体、24の国と地域の海外企業が出展し、11日まで行われる。