ラリーする卓球ロボ、情報見える眼鏡端末…新たな成長分野に照準のシーテック (1/2ページ)

2014.10.7 12:09

 家電・IT(情報技術)の見本市「CEATEC JAPAN(シーテック・ジャパン) 2014」が7日、千葉市の幕張メッセで開幕した。会場には「4K」対応大型テレビなど、定番のデジタル家電やコンピューター関連製品も並ぶが、今年のシーテックは体に装着するウエアラブル端末やロボットなど、今後の成長分野として期待される展示品が目立つ。

 眼鏡端末も用途いろいろ

 東芝は眼鏡型ウエアラブル端末「東芝グラス」を公開した。眼鏡をかけると、インターネット経由で情報が表示される。今後は作業現場のアシスト機能として活用が期待される。

 セイコーエプソンも眼鏡をかけるだけで大画面映像が表示される「モベリオ」を展示。NTTドコモも生体ガス成分のアセトンを測定する端末を公開した。腕に装着すると、体脂肪燃焼量を測定でき、日々の健康管理に役立つという。

 シャープも会話ロボ初公開

 一方、オムロンは卓球ロボットを日本で初めて公開した。ロボット上部にある2つのカメラでプレーヤーと球の動きを読み取り、卓球のラリーを継続する。工場の搬送などに使うセンサー技術と制御技術を応用して開発した。商品化は検討していない。「この技術をアピールするために卓球ロボットにした」(広報)。

ソニーや日立製作所が出展していないのが象徴的

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。