五輪バドミントン 「タカマツ」が大逆転で「金」 日本勢で初の快挙

 
バドミントン女子ダブルス決勝で勝った高橋礼華・松友美佐紀ペア=18日、リオ中央体育館(撮影・甘利慈)

 リオデジャネイロ五輪は大会第14日の18日、リオ中央体育館でバドミントン女子ダブルス決勝を行い、世界ランキング1位の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は、世界ランキング6位のクリスティナ・ペデルセン、カミラ・リターユヒル組(デンマーク)に2-1で勝利し、日本勢初となる金メダルを獲得した。

 1-1で迎えた最終の第3セット、高橋、松友組はリードをしてセットの前半を折り返した。その後、逆転されて一時16-19とリードされる苦しい展開となったが、5連続ポイントを奪って21-19でこのセットを取り、デンマークペアを破った。(五輪速報班)

 最後ファイナルで、もう1回…

 リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルス決勝でデンマークペアを2-1で破り、日本勢初となる金メダルを獲得した高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は試合後、優勝した喜びを語った。松友は「自分のやってきたことを出そうと思ってそれが出せて逆転できた」、高橋は「自分たちが強いと思ってプレーできた」と話した。一問一答は次の通り。

 --今の気持ちを聞かせてほしい

 松友「そうですね。1ゲーム目は私がぜんぜん良くなかったんですけど、最後ファイナルで、もう1回、自分がやってきたことというのを最後あきらめずに出そうと思って、それが出せて逆転できたと思うので良かったです」

 高橋「最後競った場面で追いつけたとき、絶対もう、こういうときは自分たちが強いと思ってプレーできたので本当に良かったです」(五輪速報班)