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【産経前ソウル支局長公判】あす判決 5つの可能性 無罪・宣告猶予・罰金・執行猶予・実刑 (1/4ページ)

2015.12.16 08:30

10月19日に行われた第10回公判で、ソウル中央地裁に入る加藤達也前ソウル支局長=2015年、韓国・首都ソウル(大西正純撮影)

10月19日に行われた第10回公判で、ソウル中央地裁に入る加藤達也前ソウル支局長=2015年、韓国・首都ソウル(大西正純撮影)【拡大】

  • 産経新聞前ソウル支局長をめぐる動き=2014年4月16日~2015年12月17日
  • 産経新聞前ソウル支局長公判の主な争点=2015年12月15日現在

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉をコラムで傷つけたとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対する判決が17日、ソウル中央地裁で言い渡される。判決内容によっては日韓関係にも影響を与えかねない。

 加藤前支局長は昨年8月3日、産経新聞ウェブサイトに掲載されたコラムで、旅客船沈没事故当日の昨年4月16日、朴大統領が元側近の男性と会っていたとの噂を取り上げた。これに対しソウル中央地検が昨年10月、「朴大統領を誹謗(ひぼう)する目的で虚偽事実を広めた」として在宅起訴に踏み切り翌11月に公判が始まった。

 李東根(イ・ドングン)裁判長は元側近の証言や携帯電話の通話記録などから、噂は「虚偽」と立証されたと判断。判決を左右する争点は「加藤前支局長が虚偽と認識していたか」「誹謗する目的があったか」に絞られている。

 検察は「(加藤前支局長は)噂の真偽を確認する努力をしていない」と主張。「虚偽と知りながら男女関係の噂を記事にした。朴大統領を誹謗する目的があったのは明らかだ」として懲役1年6月を求刑した。

「言論の自由」の観点から国際社会も注視

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