新作は1983年公開の「エピソード6/ジェダイの帰還」の30年後が舞台。予告編からは、いずれも無名で大抜擢(ばってき)された英女優のデイジー・リドリー(23)が演じるレイと、英男優のジョン・ボイエガ(23)が演じる帝国軍の歩兵「ストーム・トルーパー」のフィン、ドロイドの「BB-8」が出会い、旅に出るということ以外は分からない。
秘密主義は「伝統」
最大の謎はレイの役柄。ファンの間ではハン・ソロ船長とレイア姫の娘説や、主人公のルーク・スカイウォーカーの娘説が飛び交っている。
そもそもSWの生みの親で、ディズニーに権利を売却したジョージ・ルーカス監督(71)も、徹底した秘密主義を貫いた。80年公開の「エピソード5/帝国の逆襲」ではラストシーンで、ダース・ベイダーがルークに「私がお前の父だ」という衝撃の事実を明かすが、このせりふはルーク役のマーク・ハミル(64)らごく限られた人しか知らず、ほとんどの出演者が公開後に知り仰天したというエピソードがあるほど。
映画館でどんな謎が明かされるのか。楽しみでならない。(SANKEI EXPRESS)