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【Q&A】トランプ旋風 共和党内に波紋 日本にも過激発言 (3/3ページ)

2015.9.7 08:30

マンハッタンのトランプタワーに到着して、手を振るドナルド・トランプ氏(中央)=2015年9月3日、米ニューヨーク(ロイター)

マンハッタンのトランプタワーに到着して、手を振るドナルド・トランプ氏(中央)=2015年9月3日、米ニューヨーク(ロイター)【拡大】

 ≪「党外から出馬せず」と誓約≫

 来年11月の米大統領選出馬を目指すトランプ氏は3日、共和党指名争いで自身が敗れても党外から出馬せず、誰であろうと共和党候補を支援すると公約した。

 地元ニューヨークの超高層ビル「トランプタワー」で共和党全国委員会のプリーバス委員長と会談、誓約書に署名した。

 トランプ氏は最近の世論調査で共和党候補として支持率首位。党指導部は移民問題などでの放言を懸念する一方、「不動産王」と呼ばれ豊富な資金力を誇るトランプ氏が離反して保守票が分裂する事態を心配している。

 ただ、誓約書に法的拘束力はなく、トランプ氏が党の今後の対応に不満を抱けば前言撤回する可能性は否定できない。トランプ氏は記者会見で「党とその保守の信条に忠誠を誓う。気が変わることはない」と強調した。

 トランプ氏はかねて党指導部が自身を「よそ者」扱いしていると批判、8月6日の第1回候補者討論会では誓約を拒否した。米メディアによると、全国委側は他の候補と公平に扱うと確約、説得に当たったという。(共同/SANKEI EXPRESS

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