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熱疲労を避けて快適に過ごす 大和田潔 (1/2ページ)

2015.8.3 11:00

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)【拡大】

 【青信号で今週も】

 厳しい暑さが続いています。環境の変化にめげずに生命を維持するために、体はガンバリ続けています。そのなかでも体温は、生命活動を支える基本的なものなので厳密に調節されています。

 女性は月経周期によって、高温期と低温期を繰り返すのでは?と思われる方も多いかもしれません。実は、女性ホルモンの多い高温期は37.0~37.2度ぐらい、低下する低温期は36.5度ぐらいと0.5度前後の差しかありません。微妙な体温変化を精密に測るためには、婦人体温計とよばれる専門の体温計が必要になります。

 体温を一定に保つための仕組みは幾つかありますが、発汗はその中でも重要なものです。汗腺から分泌された水分は、蒸発するときに気化熱を体から奪い、体温を下げます。

 「熱中症予防のために、こまめに水分を取りましょう」と、よくアナウンスされています。汗の原料である水分を摂取することは、とても大切です。塩分などと一緒に取らないと、血液中のナトリウム濃度が低下し意識障害やけいれんを生じることがあります。低ナトリウム血症や水中毒と呼ばれます。

高温や高湿度にさらされ続けないように気をつけること

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