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サーカディアンリズムと睡眠 大和田潔 (1/2ページ)

2015.7.27 09:00

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)【拡大】

 【青信号で今週も】

 クリニックでは、血圧や体温と時間の関係の話題で話す機会がよくあります。いつ血圧を測ったらよいのか、とか、朝の体温が低めなのですが、といった話題です。人間の体は、時間によってコンディションが変わります。時計のように時を刻んで暮らしています。このリズムのことを、概日リズムまたはサーカディアンリズムと呼んでいます。

 例えば血圧は、朝起きたてに急峻(きゅうしゅん)なピークを一度むかえ、昼過ぎに下がります。夕方にまた少し高くなってきて、夜寝ているときに下がります。睡眠中に低下した血圧から、起床して活動を開始するために、また、急峻な上昇が起きてきます。毎日このリズムを繰り返しています。

 テレビの取材で、かき氷によってどれぐらいのどの温度が下がるのか、実際に測ったことがありました。お笑い芸人の方も私たちスタッフも、クタクタになりながら真面目に何回もがんばって計測しました。

運動選手 皮膚の表面温が低い傾向

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