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【野口裕之の軍事情勢】韓国の「国歌機密」 (1/5ページ)

2015.5.4 06:00

 韓国では国歌演奏・斉唱中のブーイングは許されるが、ストレッチは処罰対象となるようだ。韓国プロバスケットボールチーム所属の外国人選手が3月、韓国国歌《愛国歌(エグッカ)》の演奏中にストレッチをしていた行為が引き金で懲戒処分=解雇に処された。が、2013年に韓国で開催されたサッカーの東アジアカップでは《君が代》斉唱時、スタンドを揺るがすブーイングの嵐が起きた。自国国歌への非礼に激憤する一方で、他国国歌を侮辱できる品性と常識の欠落は、日本の国辱ではなく韓国の国辱。恥ずかしいと感ずる感性が育まれぬ社会の幼児性は哀れだ。独自性に乏しい文化や経済・産業を国際的に認知させるべく、自らを褒め、他者をおとしめる手口だろうが、それではますます国際で埋没してしまう。あるいは「君が代の起源は韓国」であるからして、ブーイングは勝手し放題とでも言うのか。神道や武士道にはじまり柔・剣道、茶道や和歌・俳句、歌舞伎や折り紙、すし、果ては日本語まで「韓国発祥」と、大まじめでホラを吹く内は児戯で済まされる? しかし「君が代起源説」が、韓国にとり“爆弾”に成り得る危険を理解できていない。愛国歌は、日本に学び、日本を理解する人物によって創られたのだ。自らの劣等感を払拭せんと、もがけばもがくほど「歴史の軽さ」が暴露される。「日本離れ」する韓国の誕生を願っている。

作曲者は親日という史実

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