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【アラスカの大地から】地球のはずれで病気になったら… (1/3ページ)

2015.2.14 09:25

まどろむヒグマ。休息の重要性を本能で知っているのだろう=2011年7月15日、米アラスカ州(松本紀生さん撮影)

まどろむヒグマ。休息の重要性を本能で知っているのだろう=2011年7月15日、米アラスカ州(松本紀生さん撮影)【拡大】

  • 互いに寄り添うキツネの母子。子育ての合間にも休養は欠かせない=2011年6月23日、米アラスカ州(松本紀生さん撮影)
  • 死んだように眠るトドの群れ。眠り過ぎて逆に疲れはしないのだろうか=2010年8月5日、米アラスカ州(松本紀生さん撮影)
  • 米アラスカ州

 「病気になったらどうするのですか」。数えきれないほど多くの人たちから尋ねられてきた。病院はおろか建物も道路もなく、人さえもいない地球のはずれでひとりでキャンプをするのだから、心配されるのも無理もない。

 備えはこうだ。もしもの時に助けを呼べるように衛星電話を持っている。これがあれば絶海の孤島からであろうが厳寒のかまくらの中からであろうが電話がかけられる。日本の携帯電話の相手とクリアな音声で会話ができるのだから、その品質は申し分ない。

 ただ滞在する場所が場所だけに、電話をかけてもすぐに助けが来てくれるわけではない。悪天候で1週間セスナが飛べないことなどざらにある。

 そうなるといかに病気を悪化させないかも重要になる。鎮痛剤や風邪薬はもちろんのこと、大量の抗生物質も欠かせない。アラスカへ出発する前には1カ月分の抗生剤を買い込むのが恒例となっている。

不調を感じたら地面に寝転がる

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