サイトマップ RSS

【クレモンティーヌのパリ便り】フランスはいま、時代の節目を迎えています (2/4ページ)

2015.1.21 10:50

大規模デモ行進に参加するため出発地点のレピュブリック(共和国)広場に集まった人々を屋根の窓から眺める男女。デモには世界各国の首脳たちを含めてフランス全土で370万人が参加し、一連の事件による犠牲者の追悼とテロに屈しない姿勢を示した=2015年1月11日、フランス・首都パリ(AP)

大規模デモ行進に参加するため出発地点のレピュブリック(共和国)広場に集まった人々を屋根の窓から眺める男女。デモには世界各国の首脳たちを含めてフランス全土で370万人が参加し、一連の事件による犠牲者の追悼とテロに屈しない姿勢を示した=2015年1月11日、フランス・首都パリ(AP)【拡大】

  • フランス・首都パリ市街
  • 【クレモンティーヌのパリ便り】フランス人アーティスト、クレモンティーヌさん(提供写真)
  • 【仏紙銃撃テロ】週刊紙銃撃事件の容疑者の足取り=2015年1月7~1月9日、フランス
  • 【仏紙銃撃テロ】仏週刊紙銃撃事件などの経過=2015年1月7日~9日、フランス
  • 【仏紙銃撃テロ】4容疑者の関係図=2015年1月7日~1月9日、フランス
  • フランス・エヌ県、セーヌエマルヌ県

 先日、事件以降初の「シャルリー・エブド」紙が発行されました。今まで公称6万部、実売3万部の決して国民のマジョリティーから支持されていたとは言いがたい存在だったこの新聞は、事件によって世界中から注目されることになり、今回は当初300万部印刷されましたが、それでも売り切れてしまい、海外向けも含めて700万部に増刷する方針だそうです。

 街のキオスクの長蛇の列に私は少し違和感を持ちました。私自身、今まで毎週この新聞を購入していた人を2人しか知りません。最新号でも彼らは以前と変わらない「風刺精神」を貫いています。

 《彼らが正しいのか? そうでないのか?》

 彼らは妥協も迎合もせず、自分たちの「自由」思想を貫くことを選択しました。

 11日には、各国の要人も参加した史上最大級ともいえる370万人もの参加者が「私はシャルリー」を合言葉に、反テロと犠牲者追悼を掲げる集会をしました。

 それに対してシャルリー・エブド紙のジャーナリストは「いきなりたくさんの友達ができることに違和感を覚える」とのコメントを述べ、またまた彼らの精神を披露しました。

民主主義とは、自由とは、何なのか?

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ