【大人の時間】
おしゃれなインテリアやセレクトショップ、カフェが連なる大阪市西区。靱(うつぼ)公園のすぐ近くの一角に、インテリアショップ「ボンボラ」がある。大きな窓からショップをのぞけば、そこだけ日だまりに包まれたようなほの明るさが漂っている。それもそのはず。ボンボラで取り扱うのは、テニスボールほどの大きさの球状ライト、ボンボラライト。20個のボンボラボールが連なったひも状のインテリア照明は、色とりどりの柔らかな毛糸から放たれる光が優しく、そしてさまざまな表情を見せてくれる。
「10年前にフランスに旅行した際、ショップを飾るディスプレーにこのライトがあちこちに飾られていたのを見かけて驚きました。どうして日本にはカラフルな照明がないのかな、と思ったことが輸入販売のきっかけとなったんです」と代表の野村龍史さん。
欧米では照明は大切
ボンボラライトはヨーロッパやアメリカではメジャーな照明。居心地よく家で過ごすひとときを大切にするヨーロッパの人にとって、照明はインテリアと同じくらい、大切な位置づけだ。