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STAP論文の「ほぼ全て否定」 理研調査委、ES細胞混入を認定 (4/5ページ)

2014.12.27 08:30

STAP細胞論文の調査結果について説明する、理化学研究所の調査委員会委員長の桂勲・国立遺伝学研究所所長(右端)ら=2014年12月26日午前、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

STAP細胞論文の調査結果について説明する、理化学研究所の調査委員会委員長の桂勲・国立遺伝学研究所所長(右端)ら=2014年12月26日午前、東京都千代田区(鴨川一也撮影)【拡大】

  • 元理化学研究所の小保方晴子(おぼかた・はるこ)氏(共同)
  • STAP細胞問題をめぐる経過=2014年1月29日~12月26日

 STAP問題の決着が遅れた背景には、実態解明に及び腰だった理研の対応のまずさがあった。4月の調査は対象を限定して事態を矮小(わいしょう)化。ES細胞が混入したと判断する決め手となった今回の保存試料の解析には当初は消極的で、追加調査も不要としていた。早く本格調査に踏み切っていれば、ここまで問題は長期化しなかったはずだ。

 調査委は、全ての研究者はSTAP問題を自分の研究室でも起こり得る問題として考えるよう求めた。この不幸な出来事から何を学び、どう行動するのか。科学者たちに突き付けられた重い課題だ。(長内洋介/SANKEI EXPRESS

「自ら混入考えられない」

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