ガーディアン紙は、11月26日に当局に逮捕された学生デモ団体のリーダーの一人、岑敖暉(レスター・シャム)さんの体験談も紹介。それによると、シャムさんは香港の学生自治会のリーダーに選ばれた直後、「国家による攻撃者(ハッカー)があなたの個人情報やコンピューターを危機に陥れようとしている」との不思議な電子メールを受け取った。
さらに電話で話していると、エコー音や変な話し声が聞こえるようになった。香港在住のシャムさんの友人たちは広東語を使うのに、「(雑音からは広東語ではなく)中国語を話す人々の声が聞こえてきた」(シャムさん)。このため、本土から通話を盗み聞きされていると確信したという。