【Fashion Addict】
「ニューヨークのシティー派」と評される米マイケル・コースは、洗練された実用性の高い服やバッグで知られている。「仕事を持つ自立した女性が、忙しい中でもおしゃれを楽しめるように」という、デザイナーのコース自身の考えから作られたコレクションは、ラグジュアリーから普段使いの小物まで幅広い品ぞろえ。東京・六本木の六本木ヒルズ店には最近、大切な人へのクリスマスプレゼントを探しに訪れる男性や、カップルの姿が増えている。
東京・六本木ヒルズのけやき坂通りに面したマイケル・コースの旗艦店は、高級ブランドが立ち並ぶ一画にある。2階建て、約230平方メートルのフロアには、外国人客も目立ち、六本木に遊びに来たついでに訪ねる若者層も多い。ラグジュアリーな100万円以上のコレクションと、数万~10万円台のセカンドライン「マイケル マイケル・コース」のウィメンズを中心とするラインアップだ。
高額な商品には手が出なくとも、数千円台から買えるアクセサリー、数万円台からそろうバッグや靴、時計もある。クリスマスプレゼントにはぴったりだ。「若いカップルが訪ねて来られて、男性が女性に『買ってあげるよ』なんてお話ししている姿も見かけます」(広報)という。