20日はボージョレ・ヌーボー(新酒)の解禁日。ワインのお供といえばチーズが定番だ。ワインの種類ごとに合わせやすいチーズのタイプや、それぞれの特徴を知っておけば、いつもと違う楽しみ方ができる。
年末にかけ需要拡大
11月から年末にかけ、チーズは一大需要期。ボージョレ解禁からクリスマスと、チーズを楽しむイベントなどが続くためだ。
キャメル珈琲(東京都世田谷区)が展開するコーヒー豆や輸入食材、酒類販売店の「カルディコーヒーファーム」では、14日からチーズの取扱商品数を拡大。店舗によって異なるが最大約150種のチーズを取りそろえ、ボージョレの解禁に備えた。
キャメル珈琲広報・販促企画室の山口さやかさんは「ボージョレはフランスのワインなので、チーズもフランス産にこだわってみるのがお勧め」と話す。
熟成させるタイプのチーズには、大きく分けるとチーズの表面に白カビを植え付けた白カビ系と、内部で青カビを繁殖させた青カビ系がある。キャメル珈琲は仏産白カビ系を代表するチーズの一つ、ブリーなどを拡充するほか、「チーズのおいしさがさらに引き立つ」ものとして、ジャムやはちみつ、ドライフルーツなども多数取り扱う。