ご当地キャラクターの人気を競う「ゆるキャラグランプリ2014inあいちセントレア」の投票結果が3日、中部空港の会場で発表され、群馬県の「ぐんまちゃん」が優勝した。今年で誕生から20年。「くまモン」よりも断然先輩のベテランで、「ふなっしー」ら奇抜なキャラが人気を集めるなか、かわいらしさをウリにした正統派。長い下積み時代を経てついに脚光を浴びた。
「みなさんの応援のおかげ」
「優勝できたのはたくさんのみなさんに応援していただいたおかげだよ。とてもうれしいよ」。昨年まで2年連続3位だったぐんまちゃんは、通訳の県職員を通じて喜びを語った。
ゆるキャラグランプリは今年で4回目。過去最多となる1699体がエントリーし会場には決選投票期間の3日間で計約300体が集まった。2位は埼玉県深谷市の「ふっかちゃん」、3位は愛媛県の「みきゃん」だった。