「音楽業界の方や、アパレル業界の方とか、普通にダンスしているだけでは出会わない方と会う機会は多いと思います。彼らが捉えるダンスが、いわゆるストリートダンサーのそれとは違う所もあったりで、自分たちもいろいろと考えることもありますね。今まで自分たちでしか発信できなかったものが、プロの手によってもっといろんな方に知ってもらう機会になるのが、自分たちの活動が進化しているという実感につながっています」
人前で良いパフォーマンスを
――では今の皆さんにとっては「ダンサーが職業だ!」という感じですか?
「いつからこれが自分の仕事になったという感覚はあまりないですし、好きでやっているライフワークという感じです。各自ダンスで身を立てたいと思っていたので、仕事にしたいという思いはあったんですが、境目がはっきりしていないので、あまり実感がないんです。人の前で良いパフォーマンスをしたいという思いが、結果、生活につながっているというこの状況にはすごく感謝しています」
――ですが、S**t kingzのプロ意識はハンパじゃないという評判をよく聞きますよ(笑)?