サイトマップ RSS

【デング熱】新宿中央公園でも感染 殺虫剤散布し駆除開始…利用者不安 (1/4ページ)

2014.9.6 08:00

新宿中央公園で殺虫剤を散布する作業員=2014年9月5日、東京都新宿区(宮崎裕士撮影)

新宿中央公園で殺虫剤を散布する作業員=2014年9月5日、東京都新宿区(宮崎裕士撮影)【拡大】

  • 東京都新宿区の区立新宿中央公園、東京都渋谷区の代々木公園

 国内感染が広がっているデング熱について、厚生労働省は5日、東京都新宿区の区立新宿中央公園で蚊に刺され、発症したとみられる患者が確認されたと発表した。代々木公園(渋谷区)とその周辺を最近訪れたことはないという。代々木公園以外で感染者が確認されたのは初めて。新宿区は公園の蚊の駆除を始めた。

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官はこの日の記者会見で、「蚊の移動距離は限られており、越冬も難しい。大規模な感染拡大は考えにくい。重体になることも少なく、これまで亡くなった方は報告されたことはない」と冷静な対応を求めた。

 厚労省によると、患者は埼玉県の30代男性で8月中旬から下旬、5回にわたり新宿中央公園を訪れた。8月30日に発熱や頭痛などの症状を訴えたが、入院はせず、容体は安定している。

 男性から検出されたウイルスの遺伝子配列は代々木公園で感染した患者と一致しており、同じウイルスが新宿中央公園に広がったとみられる。新宿中央公園は代々木公園の北約2キロで、行動範囲が100メートル以内とされる蚊が移動したとは考えにくいことから、厚労省は代々木公園周辺で蚊に刺された患者が、新宿中央公園周辺で別の蚊に刺されたことで感染が広がった可能性が高いとしている。また、厚労省は、ウイルスが1人の感染者によって国内に持ち込まれたとの見方を示した。

憩いの場の利用者 「ここでもか…」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ