【総括】
■えり好みのうちに晩婚化が進行する可能性も
恋愛シーズンの夏、女子高生たちはどのような恋愛をしているのか、アンケートのデータを元に、座談会を実施した。初めて彼氏ができたのは小学生~高校生とかなり幅があるが、「小学生」と答えた子のほとんどは2人きりでデートなどをするわけではなく、「付き合っている」という確認をした上で頻繁に連絡を取り合う程度の仲のようだ。座談会の参加者の話からも「付き合っている」という事実が重要であり、形式上「彼氏がいる、彼女がいる」という状況を重要視していることが分かった。
注目したいのは「告白されるときの方法」として2位に「LINE」が入っている点。座談会参加者の間でも賛否両論あるものの、選択肢として挙がってくること自体が、手軽に付き合い、ほとんどデートをすることなく別れるという、いまどきの恋愛事情を表しているように感じられる。
また、結婚に対しては人柄が良ければ、性格が合えば、という意見もあれば経済力、顔の良さなどさまざまな回答が見られた。しかし、理想を聞くとランキングのトップ5を全て兼ね備えたような人物が良いというのが本心のようだ。早めの結婚を望む子が多いが、条件に合う相手を探すうちにさらに晩婚化が進んでいくかもしれない。(協力:「シブラボ」(アイ・エヌ・ジー運営)/SANKEI EXPRESS)
【告白されるとき、どの方法がいい?】
(1)会って直接 163人
(2)LINE 13人
(3)電話 12人
(4)メール 5人
(5)手紙 2人
【結婚に求める1番重要なものは?】
(1)経済力 53人
(2)優しさ 21人
(3)性格 13人
(4)顔 11人
(5)愛 8人
■シブラボ(渋谷ラボラトリーの略) 10代を対象にしたマーケティング会社「アイ・エヌ・ジー」が運営。www.i-n-g.co.jp/index.html(15年分のアンケート結果を掲載)