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【辛酸なめ子の映画妄想記】密集メカ、迫力バトルの大満足 (1/4ページ)

2014.8.8 16:15

映画「トランスフォーマー_ロストエイジ」(マイケル・ベイ監督)。8月8日公開(サンダンスカンパニー提供)。(C)2014_Paramount_Pictures.All_Rights_Reserved.

映画「トランスフォーマー_ロストエイジ」(マイケル・ベイ監督)。8月8日公開(サンダンスカンパニー提供)。(C)2014_Paramount_Pictures.All_Rights_Reserved.【拡大】

  • 漫画家、コラムニストの辛酸なめ子さん=2011年12月29日、東京都千代田区(宮川浩和撮影)
  • 「辛酸なめ子の現代社会学」(辛酸なめ子著/幻冬舎、1260円、提供写真)

 □映画「トランスフォーマー ロストエイジ」

 世界中のメカ好き、車好き、戦隊マニア男子の心を掴(つか)んだ「トランスフォーマー ロストエイジ」(マイケル・ベイ監督)が、ついに日本でも公開です。不肖筆者は今までシリーズ前3作を見ていなかったのですが、最初の数十分でなんとなく敵対関係がわかり、2時間40分の3D長編、十分に楽しめました。

 舞台はテキサス。廃品回収業兼発明家のケイド(マーク・ウォールバーグ)と、一人娘の女子高生テッサ(ニコラ・ペルツ)は貧しいながらも幸せに暮らしています。このテッサが、デニムのホットパンツがまぶしい金髪ギャル。アメリカのモーター雑誌で車やバイクと一緒に写ってそうなHOTな美女です。父はそんな娘が心配で、デートに行くと言うテッサに「高校生男子はガキでバカ。うちはデート禁止だ」と厳しくしつけようとしますが、結局は娘に甘く、折れてしまうのでした。その父親自身も高校生の時に亡き妻との間にテッサを授かったわけなのですが…。など、父と娘のドラマも見せつつ、そこに宇宙の金属生命体やCIAが絡んできて、波乱と金属とがれきの渦に巻き込まれていきます。

CIA、逃避行、恋模様

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