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フランス語脚本難航して、英語作品に アンヌ・フォンテーヌ監督 映画「美しい絵の崩壊」 (1/2ページ)

2014.6.6 14:35

 息子ほど年が離れた10代の美しい青年に愛されてしまったら…。しかも親友がまだ10代の自分の息子と恋に落ちてしまったら…。とてもスキャンダラスだが、あり得なくもない“失楽園”の物語を、「ココ・アヴァン・シャネル」の仏監督、アンヌ・フォンテーヌ(54)が甘美かつ官能的な映像とともに映画化した。

 原作は英ノーベル文学賞作家、ドリス・レッシング(1919~2013年)の短編小説「グランド・マザーズ」。オーストラリアの東海岸の美しいビーチタウンで育ったロズ(ロビン・ライト)とリル(ナオミ・ワッツ)は、幼い頃から親友同士。美しく成長した息子たちを誇りに思い、家族ぐるみの付き合いを続けてきたが、ある日、かねてロズに思いを寄せていたリルの息子、イアン(ゼイヴィア・サミュエル)が真っすぐで激しい恋心を打ち明け…。

「官能性を伝えられるフランス人の女優も想像できませんでした」

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