日本で最初のオンライン電子書籍配信サイト「電子書店パピレス」と、電子書籍レンタルサイト「電子貸本Renta!」での電子書籍販売冊数が1995年の創業以来、累積1億冊を突破した。両サイトを運営するパピレスは、日本で最も早くトータルな電子書籍サービスを開始した会社。小説から漫画、写真集、音声、動画まで豊富なコンテンツを取りそろえており、580社以上の出版社と提携し、さらにコンテンツの拡充に努めている。両サイトは、専用アプリなどをダウンロードする必要はない。ユーザーはPCやスマートフォンなどで各サイトにアクセスし、読みたいタイトルを選択してクリックするだけで、インターネットブラウザ上で簡単に電子書籍を読むことができる。この手軽さも受け、2014年3月には会員数100万人を突破、月間販売冊数は300万冊以上にのぼり、近年のスマートフォンやタブレット端末の普及で利用者はさらに拡大している。パピレスの松井康子社長に話を聞いた。