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カタール選定は「間違いだった」とFIFA会長 22年W杯 (2/4ページ)

2014.5.18 08:30

カタール・首都ドーハ

カタール・首都ドーハ【拡大】

  • スイス・チューリヒ
  • 2014年W杯ブラジル大会の開催都市=※緑色の丸は日本代表がグループリーグを戦う都市
  • 2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会(サッカー)の公式マスコット「フレコ(Fuleco)」。フレコはポルトガル語でサッカーを意味する「futebol」と、エコロジーを意味する「ecologia」を組み合わせた造語。ブラジルの固有種で、絶滅の恐れがあるミツオビアルマジロを採用した。

 ただ一方で、「選定が間違いだったとしても、今さら開催地が変更になるわけではないが…」とも補足した。

 また、欧州の主要国内リーグが「8月開幕5月閉幕」の日程で組まれているため、W杯は6月から7月にかけて行われるのが不文律になっているが、ブラッター氏は「(平均最高気温が42度前後の)カタールの夏の暑さではプレーは無理」と語り、冬開催に移行される可能性について「多分そうなる。いや、多分以上、確実だ」と力説した。

 もとは米国開催支持

 インタビューの内容は、16日の欧州主要紙誌でも報じられ、「なぜ今、この問題を蒸し返すのか?」「会長選をにらんでの発言か?」などとさまざまな臆測を呼んでいる。

 ブラッター氏は元々、カタール開催には反対し、米国開催を支持していたとされる。そんな中、10年12月の理事会でカタールの多数派工作に力を貸したのが、“ナポレオン”の異名を持つ元フランス代表主将で、欧州サッカー連盟(UEFA)会長のミシェル・プラティニ氏(58)だった。

ポスト・ブラッターの最有力候補なのは、関係者の衆目が一致するところだ

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