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フィリピン、米と合同軍事演習開始 地元は回帰歓迎 経済効果も期待 (1/3ページ)

2014.5.6 08:50

  • フィリピン・首都マニラ
  • 西沙諸島、南沙諸島、スカボロー礁(中国名・黄岩島)

 米国とフィリピンは5月5日、定期合同軍事演習「バリカタン」を開始した。南シナ海への進出を強化する中国をにらみ、海洋防衛などを柱にした訓練をフィリピン各地で16日まで実施する。

 ロイター通信によると、演習には両国の兵士計約5500人が参加。南シナ海に面するルソン島で、米軍ジェット機による爆弾投下や、実弾を伴う兵士の訓練などが行われる。

 両軍の合同軍事演習は、4月下旬の米比新軍事協定の調印後初めて。新協定には、合同軍事演習の強化も盛り込まれている。

 マニラ首都圏のフィリピン軍本部で行われた開幕式で、フィリピンのアルバート・デルロサリオ外相(74)は「海洋における過度で拡張的な領有権主張により、地域の緊張が高まっている」と、名指しは避けながらも中国を批判した。

 米海軍将官「地ならし」

 冷戦終結を受けて米軍がフィリピンから完全撤退してから22年。かつてアジアで最大規模の米海軍基地を抱えていた港町は、米軍回帰を歓迎するムードに包まれていた。

 「米軍が戻ってくれば、町は再び活気に満ちあふれるだろう」

スービック湾 水深が深い入り江にある天然の良港

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