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女性に止められても僕は上京します 映画「クジラのいた夏」 野村周平さんインタビュー (1/3ページ)

2014.5.2 13:20

「10年後の自分?_人に気を遣わせず、自然体でいられる大人にはなりたい。それでいて、子供のように素直な心も持っていたい」と話す、俳優の野村周平さん=2014年2月4日、東京都港区(吉澤良太撮影)

「10年後の自分?_人に気を遣わせず、自然体でいられる大人にはなりたい。それでいて、子供のように素直な心も持っていたい」と話す、俳優の野村周平さん=2014年2月4日、東京都港区(吉澤良太撮影)【拡大】

  • 映画「クジラのいた夏」(吉田康弘監督)。5月3日公開(ユナイテッドエンタテイメント提供)。(C)2014「クジラのいた夏」製作委員会

 映画やテレビドラマに引っ張りだこの若手俳優といえば、野村周平(20)もその一人だろう。「自分でも思わず憧れてしまう青春時代が、この映画ではリアルに描かれていました。地方都市で暮らす仲良し4人組がけんかしたり、上京するかを悩んだり…。僕はもう一つの青春を送ることができました」。主演作「クジラのいた夏」(吉田康弘監督)は、兵庫県から上京してきた野村にとって思い出深い作品となったようだ。

 いつでも帰れると思った

 夢も目的もなく、ただ漫然と暮らしてきたチューヤ(野村)は、漠然と何かを変えようと上京を決意した。高校時代からの親友であるJ(松島庄汰)、ギズモ(浜尾京介)、町田(松岡卓弥)は、上京前夜に送別会を実施。立ち寄ったスナックでは、東京で女優活動をしているはずの先輩、弓子がホステスとして働いていた。高校時代から弓子に憧れてきたチューヤは地元にとどまるべきか、上京への決心が鈍り…。

自身にも青春、送別会

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