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【STAP細胞】「未熟さ」反省 悪意には言及せず 小保方氏会見 (3/4ページ)

2014.4.10 09:40

多くのカメラの放列の前、会見の冒頭で頭を下げる小保方晴子(おぼかた・はるこ)氏=2014年4月9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)

多くのカメラの放列の前、会見の冒頭で頭を下げる小保方晴子(おぼかた・はるこ)氏=2014年4月9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)【拡大】

  • 【STAP細胞】小保方(おぼかた)晴子氏の疑惑の構図(賛否はSTAP論文の撤回について)=2014年4月9日現在
  • STAP細胞(刺激惹起性多能性獲得細胞)の主論文の著者=2014年3月16日現在
  • STAP(スタップ)細胞論文の最終報告の調査ポイント=2014年4月1日現在、※写真はネイチャー誌に掲載された画像、※小保方氏=理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー
  • 理化学研究所が作製した新型の万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の塊(理化学研究所提供)

 調査委は3月14日の中間報告で、聞き取りを3回行ったと説明したが、小保方氏は不服申立書で「1回だけ」と反論。会見では中間報告以降、委員全員による聞き取りが同月(3月)23日の1回だけと説明。同席した弁護士は「正式なものとしては1回」と述べ、不十分との認識を強調した。

 「再現協力したい」

 「STAP細胞はあります」。会見では終始、憔悴(しょうすい)した表情だった小保方氏だが、STAP細胞の有無について聞かれると、強い調子でこう言い切った。

 小保方氏は「これまで自分で200回以上(作製に)成功している」と説明。実験中に万能細胞の胚性幹細胞(ES細胞)が混入したのではないかとの指摘についても「研究室内にES細胞は一切なく、混入が起こりえない状況だった」ときっぱり否定した。

 ただ、小保方氏自身による再現実験だけでは存否の証明は不可能。「第三者による実験にできるかぎり協力したい。もしこの先、研究者としての道があるなら期待に応える態度を示していきたい」と語った。

理研「調査不十分と思わず」

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