また洋服どうしの組み合わせだけでなく、シューズやバッグなどの小物と、洋服とで「柄×柄」の組み合わせを試みる場合も、この「同系色を1つ入れてつなぐ」を意識すれば成功率がぐんと高まる。
「TARO HORIUCHI」のスエット素材のセットアップは、トップスの脇にジッパーをあしらった、まさに旬のスポーツテイスト。上下ともにグレー地にグリーン系の糸でエレガントなつたの模様が刺繍されている。その足もとに合わせた、カスタニエールのサンダルはつたとは異なる個性的なトロピカル柄だが、鮮やかな緑色がお互いのつながりを生み、新鮮な印象の組み合わせだ。
ポップアート風トート
東京では森美術館で開催中のアンディ・ウォーホル展が大盛況。ポップアートやタイポグラフィー(デザイン性の高い文字)といった「アート系」の柄にも是非挑戦してみたい。
若い女性に人気のブランド「ミュベール」のトートバッグは、迷彩柄の地模様に、鮮やかな蛍光色のフラワー柄を重ねている。インパクトのあるフラワー柄はウォーホル作品のような趣で、ポップな印象だ。