ソチ五輪は2月23日夜(日本時間24日未明)、ロシア南部ソチのフィシュト五輪スタジアムで閉会式が行われ、17日間にわたる雪と氷のスポーツの祭典が閉幕。大会には史上最多の88カ国・地域から約2900選手が参加し、7競技、98種目で熱戦を繰り広げた。日本選手団は1998年長野五輪の10個に次ぐ歴代2位、海外開催の冬季五輪では最多の8個のメダルを獲得した。
広がった活躍の場
天才少年と41歳の「レジェンド」がメダルを手にし、ママさん選手や17歳の女王は力を尽くした。国民的ヒロインの感動の演技もあった。113人が出場したソチ冬季五輪日本代表は雪上で、氷上で躍動した。フィギュアスケート男子の羽生結弦(はにゅう・ゆづる、19)=ANA=が金メダルに輝いたのを筆頭に、海外の冬季五輪で最多のメダル8個に結実した。